2013年9月23日月曜日

夏の報告①-山の植物を見て歩く

恒例となった、駒澤大学とホアファイ村中学校、ホアファイ村青年団が、Linkの支援を受けながら共同で行う水質調査。
5ヵ年計画もいよいよ最終年となり、残すは冬の一回きりとなっています

今回は水質調査の他に、駒澤大学の植生の専門家である清水善和先生(写真1枚目、左から二人目)のご参加も得て、チェンマイ近郊のドーイプイ山とホアファイ村の周辺で植物の観察もすることができました。
ほんの短い時間でしたが、専門家の説明を受けると、目から鱗のような話ばかり。
鬱蒼たる緑に、大いなる興味をかき立てられるのでした。

以下にそのごく一部を写真でお見せします。
これら不思議な植物について何かご存じなお方は、是非ご教示ください。
 

 


                不思議な形の葉っぱ

地を這う黒い根っこのようなものから突如、直径1cm程のこんな実がついている。なんでもイチジクの仲間とか

時計草。そう、見えますか?

  雨の降りしきる湿地林           
           なんでも“絞殺しの木”だそうで、取りつかれたほうは、やがて枯れてしまいます
 
平家物語でご存じ沙羅双樹の木。幹からいきなりトゲトゲの枝が出て、その先に花が咲きます。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   
木の幹に取りつく不思議な植物たち。バナナのようなほうの中は赤紫色をした空洞で、たくさんの水が蓄えられていて、真っ白な短い根っこが生えています。説明しても何のことか分かってもらえないですね、きっと。

 
 
 

フタバガキ林の向こうに雨の柱が見える。



 




(き)