2013年3月18日月曜日

ヴィアンターカーン遺跡を訪ねて


316日、休日を利用して、チェンマイ市内から30kmほどの遺跡を訪ねてきました。

遺跡の名前はヴィアンターカーン。

13世紀にタイ族の一派がチェンマイを首都にランナータイを起こす以前の、ハリプンチャイという国の時代に由来する、古いものです。

出土したものをなるべくそのまま残しておく、または徹底的な検証の下、史実に基づいて忠実に再現しようとする日本人の遺跡感からは、想像を絶する修復というか再建、またはきれいに芝を敷いた公園化が進むのは、タイのどこの遺跡でも見られる現象です。

出てきた遺物や人骨なども、道路わきに無造作に置かれたまま。

しかしここに数百年前から人の営みがあり、その遺物や遺構がいまに伝えられたのも事実で、緑豊かな公園の中を散策しながら、しばし古に思いを馳せたのでありました。


ワット・クラーンムアン寺


ワット・クーマイデーン寺

ワット・ウボーソット寺


ワト・パーファイルアック寺

(き)




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