2012年11月19日月曜日

チュンドーイ区での活動はじまる


キムログ、たいへん長らくサボってしまいました。

遊んでいたわけではありません。忙しく活動をしていました。

きょうはその報告を。

 
まずはチェンマイ県メーワン郡トゥンピー区での活動。

リムワン村に続いて同区内5つ目の村であるノンイェン村で

活動を行い、928日に完成式を行いました。

現在は新たにノンパカー村での活動を行っています。
 
 

 

 

 

 

 
 




〔写真1〕ノンイェン村での“完成式”
 

次に、これまでの村ごとと違って、村の集合体である行政区

自治体と活動合意書を交わして活動を始めたのが、ドーイサ

ケット郡チュンドーイ行政区自治体です。

チェンマイ大学農学部で農村開発に長年関わってきた教授の

紹介で、地域開発事業に積極的で、しかもそれらの成果を

他村へ普及していく活動にも熱心だということを受けて話し
 
合いを重ね、831日付で合意しました。
 

主たる活動は来年度になりますが、この内の一つ、ロンキー
 
レック村では早速活動を行うことになりました。
 
  

 

 

 

 

 
 




〔写真2〕ロンキーレック村の風景

この村では、地域の生き物について、中学校の生徒たちが主体
 
なって調査を行う、新しい試みをはじめています。

これまでのようにすべての生き物のデータを収集するのではな
 
く、対象を①鳥類と②魚類、③以前はいたのにいなくなってし
 
まった生き物、または、以前はいなかったのに最近入ってきた
 
生き物の3つに絞ることによって、データの精度を上げ、また
 
将来を担う子どもたちに具体的に環境の変化を知ってもらい、
 
関心を持ってもらえるように工夫を重ねています。

  
 

 

 

 
 
 
 
 
 
 

 
〔写真3〕ロンキーレック村中学校の生徒たちと

 

これらの調査方法についてはチェンマイ大学の生物学の専門家

などと協力し、子どもたちがより分かりやすい形で自分たちの
 
環境について理解できる方法を、「指標生物」などの考え方も
 
取り入れながら模索しています。

  


 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
〔写真4〕チェンマイ大学理学部生物学教室にて

 
*写真はすべてクリックすると拡大して見ることが出来ます。
 
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