キムログ、たいへん長らくサボってしまいました。
遊んでいたわけではありません。忙しく活動をしていました。
きょうはその報告を。
まずはチェンマイ県メーワン郡トゥンピー区での活動。
リムワン村に続いて同区内5つ目の村であるノンイェン村で
活動を行い、9月28日に完成式を行いました。
現在は新たにノンパカー村での活動を行っています。
〔写真1〕ノンイェン村での“完成式”
次に、これまでの村ごとと違って、村の集合体である行政区
自治体と活動合意書を交わして活動を始めたのが、ドーイサ
ケット郡チュンドーイ行政区自治体です。
チェンマイ大学農学部で農村開発に長年関わってきた教授の
紹介で、地域開発事業に積極的で、しかもそれらの成果を
他村へ普及していく活動にも熱心だということを受けて話し
合いを重ね、8月31日付で合意しました。
主たる活動は来年度になりますが、この内の一つ、ロンキー
レック村では早速活動を行うことになりました。
〔写真2〕ロンキーレック村の風景
この村では、地域の生き物について、中学校の生徒たちが主体
となって調査を行う、新しい試みをはじめています。
これまでのようにすべての生き物のデータを収集するのではな
く、対象を①鳥類と②魚類、③以前はいたのにいなくなってし
まった生き物、または、以前はいなかったのに最近入ってきた
生き物の3つに絞ることによって、データの精度を上げ、また
将来を担う子どもたちに具体的に環境の変化を知ってもらい、
関心を持ってもらえるように工夫を重ねています。
〔写真3〕ロンキーレック村中学校の生徒たちと
これらの調査方法についてはチェンマイ大学の生物学の専門家
などと協力し、子どもたちがより分かりやすい形で自分たちの
環境について理解できる方法を、「指標生物」などの考え方も
取り入れながら模索しています。
〔写真4〕チェンマイ大学理学部生物学教室にて
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