2012年9月7日金曜日

千客万来の夏

 日本の学校が夏休みになり、北タイがすっかり雨季らしくなった頃、スタディーツアーの受け入れでLinkのスタッフは大忙しです。
 今回の“きむろぐ”では、今年の夏に受け入れた3つのグループのスタディーツアーを久留島が振り返ります。
 
① 甲南女子大学(72330日)
 タイのコミュニティ林の専門家である甲南女子大学の藤田 渡先生とゼミ生4名を受け入れました。

 Linkのツアー恒例となりつつあるホアファイ村での“ディナプロ”。
  村人と一緒に畑や山に行って自分たちで調達してきた食材を使って、一から夕食を作ろうという企画です。
  村人が考えたメニューは、旬のタケノコを使った料理や、学生さんたちが自分でつぶした鶏の料理、ココナッツとバナナのデザートなど、盛りだくさん!
 何をするにも最初は弱音を吐いていた学生さんたちでしたが、いつも誰かの「やる!」の一言で、みんなが挑戦していきました。村人の力を借りながら、最後までギブアップすることなく、すべての料理を完成させることができました。

 タケノコを裂いてどんな料理ができるかな?
 
村の野菜と鶏で作った一品

②駒澤大学(8610日)
 今年で4年目を迎え、毎年12月の恒例行事となっている駒澤大学とホアファイ村中学校との合同水質調査プロジェクト“水環境からみるホアファイ村”。来年度からの夏と冬の年2回実施に向けて、駒澤大学のみなさんが現地を訪れました。

 ホアファイ村中学校で行われている環境教育の授業の見学や、本校とパーミヤン分校の雨量計データの収集、新しい調査地点の設定などを行い、12月の調査に向けた準備を整えることができました。

駒澤大学からホアファイ村中学校へEC計測器を寄贈

パーミヤン分校の屋根の雨量計を交換

③東京国際大学(828日~95日)
 今年の夏、最後のツアーとなったのは、Link会長の杉本が教員を務める東京国際大学のみなさんです。
 タイのLink財団の理事長・プルック先生による講演や、Link事務所での2日間に及ぶボランティア体験など、新しい企画も実施できた今回のツアー。充実した9日間となりました。

ホイポン村の集会場で
 

 この夏、Linkのスタディーツアーに参加していただいたみなさん、ありがとうございました!

*写真はすべてクリックすると拡大して見ることが出来ます。

(け)

 


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