2011年11月24日木曜日

巨木の森を訪れて

パンフェーン村の“村の百科事典”作成も、いよいよ最終段階に近づいてきました。

11月20日(日)には、スタッフ3人で村の情報の聞き取りに村を訪れました。
先ずはじめに村の子どもたちが書いてくれた絵の中から、表紙に使うものを選んでもらいました。
集まった村人、子どもたち全員に小さく切った紙片を渡し、好きな絵の上に“投票”してもらいます。

次いで村の歴史全般、農業の変化、森林保護活動のことや、昔はいたのに現在ではもう見ることのできない動物のことなどを聞き取っていきました。
お昼は村長さんにご馳走になりました。
さりげなく、どうしてこの冊子を作る気になったのかと聞くと、35歳の若い村長は周りにいた小さな子どもたちを指さして、「この子たちのために」。

午後は、森に行きました。
村の周囲やコミュニティ林の境を村人と歩きながらGPS測位してきたサムニアンが、この村には大きな木がたくさん残っているというので、見てみたいと思っていたところでした。
Linkの4輪駆動車、ジープのはやぶさ号(1300cc)で、かなり尋常ではない山道を登ること30分、私もタイでは見たことがないほどの巨木が何本もそびえ立つ場所に行くことができました。

圧倒されると同時に、癒される何か。
とにかく圧巻というほかありませんでした。

こんな木が世代を超えて伝えられればどんなに素晴らしいことか。
がんばらなければ!
そんなことを思いながら、また数百メーターの山を下りて行きました。



          〔写真1〕国道118号線のパンフェーン村周辺のようす



             〔写真2〕表紙の絵をみんなで選びました


           〔写真3〕村の歴史を一つひとつ聞き取っていく



               〔写真4〕子どもたちに人気のスタッフ



                 〔写真5〕パンフェーンの森にて(1)



                〔写真6〕パンフェーンの森にて(2)   



               〔写真7〕 パンフェーンの森にて(3)



(き)




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