2011年1月5日水曜日

あけまして おめでとうございます

あけましておめでとうございます

ずいぶん久しぶりの更新となってしまいました。
みなさんお元気で、よい年を迎えておいでのことと存じます。

私たちLinkも忙しく活動を続けています。
年末にはこれまでも何度かお伝えしてきた駒澤大学と、チェンマイ県北部の山村にあるホアファイ村中学校の交流事業、“水環境から村のことを知ろう”が実施されました。
今年は日本からの参加者の大半がリピーターで、訪れる方も受け入れ側も、コーディネートずる私たちLinkのスタッフにも、多少の余裕があったかも知れません。

大学側はチェンマイ市内で調査を行った後は、一気に北のラオスとの国境を目指し、そこからメコン川、次にコック川、そしてファーン川と、村のあるファーン川の源流部を目指して水質調査を繰り返しながら遡上していきました。

今年もメインは村での3日間。
緊張しながらも一生懸命迎えてくれた村の子どもたち。
再びこの地を訪れ、ハードな調査日程をこなし、視野を拡げた学生たち。
日タイ双方の熱心な教師たち。
命をかけて森や水を守ってきた村人たちの専門家に対する質問はいつまでも続き・・・・

満天の星空は日を追うごとにその美しさを増しつつも、あっという間に私たちの頭上を予定された回数だけ駆け抜けていき、気づけば晦日、別れの日になっていました。

最後は中学校で、北タイの伝統にならって、全員が手首に聖糸を巻く儀式をしてもらい、帰途に着いたのでした。

毎年少しずつ人は入れ替わっていきますが、ここに学んだ人たちがいつか、日本の、タイの、そしてアジアの環境保全を担う次の世代となって活躍すると同時に、交流の大きな流れとなって日本とタイを結んで行ってくれることを祈り、また同時に彼や彼女たちが十分にその可能性を感じさせてくれた1週間でした。

Linkの環境保全活動支援事業。
2011年も引き続きご支援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。


            〔写真1〕水源林を見に山登りした時の様子
         ※写真をクリックすると、拡大して見ることができます。


            〔写真2〕ホアファイ中学校での集合写真

(き)


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