2010年9月20日月曜日

夏の終わり

去年と打って変わって、よく雨の降る雨季でした。
日本も異常な酷暑だったようですが、こちらの雨も記録的なものだったようです。

8月16日に日本大学の佐渡友ゼミのスタディーツアーが始まりました。
このゼミの受け入れは今回で5期目になりました。
なぜか今年も気持ちのいいヤツらばかりの一団は1週間後、次の目的地カンボジアに向かって眩しいばかりの笑顔を残して旅立って行きました。

横浜から2つのNGO関係者を受け入れて講演をし、自動車の免許を更新しました。
スタッフの間では村での活動方法についてずいぶん話し合い、自由学校の勉強会も続けています。

9月12日から18日までは京都大学の大学院生の授業を受け入れ、村を周ってきました。
20年来の友人が苦闘の末、ついに京大の教員になって、学生を連れて来てくれました。
時に学生も交え、かつて自分たちが学生だった時のように、毎晩遅くまで議論をしました。
いつにもまして時の経つのが早く感じられ、7日間は瞬く間に過ぎました。
北タイの山の貧困問題はちっとも解決されませんが、こうして一緒にそれに取り組み、共に悩み、時に憤慨できる仲間がいるということは、そしてそんな仲間と時間を共有できるということは、どこか寂しく、どこかいいものでもあります。

あれほど止むことなく降った雨も少しずつ中休みが長くなってきました。
忙しかった夏も終わりに近づいているようです。
そろそろ10月の帰国講演の準備を始めることにしようと思います。


〔写真〕国境にて。その名も ”日本大学佐渡友ゼミ ! ”


〔写真〕京大生と訪れた “国民党の村”ドーイメサロン



〔写真〕 ドーイメサロン村の 第101 茶 プランテーション


※写真をクリックすると、拡大して見ることができます。



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